日本語教師への最短コース「NAFL日本語教師養成プログラム」

日本語教師日記 2006年 7月〜9月
■2006/9/28(木)
みんなの日本語3
早く動詞を教えたい〜。今日は「ここ、そこ、あそこ」です。
文法自体はまぁ、簡単なんだけど、また語彙が・・多いねぇ。
日常生活で使う頻度はそれほど高くないだろうと思われる単語もあるし。
一応導入はするけど、ここは会話科なのであとは実際の生活で使えるものだけ覚えてくれればいいかなぁ。
(ただ、クラス授業という形態を考えると個々の生活に合わせられないので、みんなで共有してQAできるよう単語は覚えていてほしいですがね。)

■2006/9/25(月)
新日本語の中級 4
会話2より「〜ないでください」と「〜させていただけませんか。」
なんかねぇ。文法説明で終わってしまった。会話練習までできませんでした。あ〜あ。

■2006/9/24(日)
はじめのいっぽ
いつもと違うところで新しいクラスを持つことになりました。
教科書は「はじめのいっぽ」
学生はみんなブラジルの方。
ゼロレベルということでひらがなからのスタートです。
ところで、ポルトガル語ってローマ字読みでいけるのかと思ってたら多少違うんですね。riは「ヒ」だし、joは「ほ」だし。まだひらがなも読めないのでローマ字をふって板書していたんですが、その辺大丈夫か確かめながらしなくっちゃ。
とりあえず初回はひらがな数個と、あいさつと、自己紹介。無難に終わりました。ホッ

■2006/9/21(木)
みんなの日本語2
まだタームが始まったばかりで学生の変動が激しく今日は見学者4名。(うちの学校には無料見学制度がある)
見学者はまず上のレベルを見てからこちらに来ることになっていたのでバタバタしてしまいました。
今日は「これ、それ、あれ」。
文法自体はやさしいんだけど、新出語彙がたくさんあります。それが分からなければ言えないQAを出していたのでみんな四苦八苦。特に「シャープペンシル」と「ざっし」が言いにくそうでした。
文字はひらがな終了。早く文字マスターしてほしいなぁ。板書が大変なんだもん。

■2006/9/14(木)
みんなの日本語1
またまたゼロレベルから

今回の学生はひらがなも知らない、完全なゼロレベルが多い。大変だけど教えがいがありそうです。
学生は欧米が多い。最近アジアが多かったけど、英語の先生が口コミで何人か来てくれたみたい。
「わたしは〜の〜です」の練習で仕事を聞いたら、クラスの約半分(5人)が何らかの機関の先生でした。おぉプレッシャー。(だって絶対教師としての目でも授業見るだろうし)がんばろう。

■2006/9/11(月)
新日本語の中級 3
今日から新タームスタート!

会話1を中心に。「ちゃった。じゃった」という縮約形と「〜てほしいんですが・・」という依頼の言い方。
「ちゃった。じゃった」は日常生活でよく聞くらしくみんな楽しんで言ってました。音も面白いのかもね。

■2006/9/4(月)
最後のレッスン
プライベートレッスン。最終日
最後は総復習とも言える「普通形」。「〜と思います」に接続する形で練習しました。活用はできる学生なので、途中混乱することはあったものの、割とスムーズに練習できました。でも発展した会話練習まではできなかったのが残念です。
最後に学生さんからいただいたお言葉
「楽しかったです。時々少し難しかったです。ありがとうございました。」
う〜ん。彼のレベルより少し上のものを与えていこうと思っていたので、そう言われるのも分かるんですが、「難しい」ままで終わってしまった文法もあったのかもしれない。
できたら、「ちょっと難易度高い文も言えるようになったぞ」という満足感を与えたかったんだけどね。
ちょっと時間がなくて駆け足で教えてきたのが「難しい」と思わせてしまったのかもしれません。
さ!来週からは通常のクラスレッスンが始まります!

■2006/8/31(木)
感謝の気持ちで
プライベートレッスン。
「〜てもらいます」「〜てもらいます」等、行為の授受表現を練習。 ビデオを見て、意味を説明したけどいまいちわかっていないような顔・・。
そこで、私がいちいち「ありがとう〜!!」とか「うれしい〜!!」とか例文ごとに言っていたら、どういうときに「もらう」「くれる」を付けるのか分かってもらえました。
ただ、「〜てあげます」の押しつけがましい一面がいまいちわかってもらえなかった(・・というか、学生がそこまで理解できていないのに、もう十分理解できたと思って説明をきちんと聞いてくれなかった)のが残念でした。まだまだだなぁ。私。

■2006/8/28(月)
た形
プライベート。た形を使って「〜したことがあります」という表現を練習。
以前、「〜したことがありますか。」と聞いてみたら「もう〜ました。」って返事が返ってきたからおや?と思っていたんだよねぇ。
やっぱり「もう〜しました。」と同じかという質問をされました。 「もう、まだ」と経験の「〜たことがあります」の違い・・。

考えたんですが、「もう〜しましたか。」だと、最初に何らかの情報や状況、例えばその人が前からそれをしたがっていたと知っていたとか、今、世間で話題になっていてかなりの人がそれをしているとか、近日中にそれをしなければならないとか、そういうものがないと使えない気がするんですが・・。
例えば、「もう○○(流行の映画)を見ましたか」とか、「もう(前から食べてみたいと言っていた)納豆を食べましたか」, 「もう(来週までに提出の)書類を書きましたか」ならね。
それが、情報もなく「もう納豆を食べましたか」は・・。う〜ん?やっぱり「納豆を食べたことがありますか。」だよなぁ。

でも、「もう、まだ」を教えるときに練習として「もう大阪城へ行きましたか」とかあるし。
これだと、経験があるかないかを単純に聞いているように受け取れて「〜たことがありますか」と同じ意味だと思うんでしょうね。

■2006/8/24(木)
辞書形
プライベートレッスン。
辞書形ことができます。を練習。
辞書形は知っているのに、この文法は初めてだったらしい。
いったいどういう場面で辞書形を勉強したんだろう?
興味が沸いてしまいます。

今回は練習問題に書いてあった「にほんごペラペ〜ラ」(日本語を話すことができますの練習問題)の「ペラペ〜ラ」が何かということを質問されました。初めてそこを質問されました。

■2006/8/21(月)
ない形
プライベートの学生さん。活用は辞書形から言わせればほぼ完璧だということがわかったので、今回はガシガシ会話練習。
「〜てもいいですか。」「すみません、ちょっと・・」という言い方と、「〜ないでください」を練習。
説明で「すみません、ちょっと・・。」と違い、「〜ないでください」は強いということを言いたくて、大声で「ダメ!」と言ってジェスチャーしたら「ダメ?」とキョトンとされた。
あぁ・・今までこの辺教える学生は日常の生活で「ダメ」という言葉くらい知っていたからなにげなく使ってしまったけど知らなかったかぁ・。

この学生は「お宅」とか「おかけください」とか知っているのに「ほしい」や今回の「〜てもいいですか」を知らなかったりする。
きっと場面シラバスで勉強してきたんだろうな。

■2006/8/10(木)
て形
プライベートレッスン。
今日はて形です。
国で勉強したと聞いていたのですが、グループ分けから悩んでいる様子。
おや?
その後間違いを訂正し、いよいよて形の作り方を2グループから説明・・していたら分かっているという様子だったので、導入とばして変換練習させてみたらすらすら言えます。
おぉ!
で、問題の1グループ。
少しつっかえながらも言えます。
でもなぜか「〜ります」(撮ります、送ります)だけが言えません。
で、「帰ります→帰って」は言えたので、もう一度「撮ります」は?と聞くと「撮って」と言えました。
その後、「あぁ、撮る・・」とつぶやいたのでやっとそこで気がつきました。
彼は国では辞書形から変換を練習していたのです。
だから、ます形のグループ分けに頭を悩ませていたのですね。納得

■2006/8/7(月)
妻が欲しいです。
プライベートレッスン。
国で勉強してきた項目を探りながらのレッスン。いろいろ話していたら「〜したい」は知っていても「〜がほしい」は知らないのを発見したので今日は、「誕生日」というトピックにして、「あげます、もらいます」等もからめて授業をしてみた。
やはり授受表現はどちらがどちらか(特に貸します、借ります)忘れていた模様。
復習してよかった〜。
最後のQAで「あなたは今、何が一番欲しいですか」という質問に彼は「奥さんが欲しいです。」と返答。
う・・う〜ん。返答しにくい答え。
彼、結婚しているんです。今、国に奥さんを置いて単身日本に来ているので寂しいんでしょうね。
で、奥さんは実際にいるので「欲しい」というのはちょっと語弊があります。
Lさんは結婚しています。「妻が欲しいです。」ダメです。今、奥さんがいますから。遠いですが、います。
私は結婚していません。「旦那が欲しいです」いいです。(本当は結婚したいです。のほうがいいんだろうけどね)
・・とちょっと言ったら苦笑されてしまいました(はは・・)

あと、彼は文法は結構勉強してきたようだけど、語彙が少ないこともわかった。だから言いたいことが言えないのだ。
あと数回は語彙の確認も多めにしよう。

■2006/8/3(月)
文法
プライベートレッスン。
今日は形容詞を中心に。
国で勉強してきた人なので文法用語として「けいようし」という言葉を最初に教えました。今後「い形容詞」「な形容詞」という指示を出すためです。
「おおきい本です」「きれいな花です」「たのしかったです」等、文法はきっちり習ってきているようだったので、できるだろうと思って「これは い形容詞?な形容詞?」クイズをしてみました。
単語の文字カードを「これは”い”」「これは”な”」と二つのグループに分けてもらうというものです。

??
・・できない。なぜ??
国ではどうやって分類して覚えたのでしょう??
私の指示がまずかったかな。

その後、やはり「ゆうめい」「きらい」等は「い形容詞」に入れてしまったので訂正しましたが、あとの活動はまぁまぁスムーズでした。
文法は覚えたけど、実践がまだまだというようですね。

■2006/7/27(木)
あれれ?
プライベートレッスン。
前回けっこう話せるなぁ。と思っていたけど・・あれれ?
結構ぬけている文法が多い。
前回は自己紹介+αだったから言いなれていたのかな。
ちょっと様子をみて良さそうなら動詞の活用に入ろうと思っていたけど、やはり基礎固めが必要そう。
形容詞が弱いことも発見したので次回はその辺かな。

ちなみに今回は時間、日付の言い方をしました。
「ついたち〜とおか」までの言い方はやはり難しいので何度か練習。
あと、時間は全部「ぷん」(例 45ぷん)といってしまうので、それを矯正。
○時に帰ります。などの助詞は正しく覚えているみたい。
自分で今日一日のできごとなどを話させるとできる。
(だから自己紹介ペラペラだったのね。)
でも聞き取りがいまいち。知っている文法、語彙でも、たまに私の言うことが理解できない。
(これが前回は見ぬけなかった!いろいろ質問したけど、だいたい答えられたから。でも自己紹介と家族というトピックは何度もしていて質問が推測しやすかったのかも!)
今後は初回の質問事項をもっと吟味しなければなりませんね。

■2006/7/24(月)
レベルはいかほど?
今日はプライベート一回目。どれくらい勉強したのか、どれくらい話せるのか。情報がほとんどなかったので準備に困りました。
とりあえず初級と聞いていたので、定番の自己紹介をベースにできるようなら家族の話題まで膨らませ、年の言い方や人の数え方も確認してみようという教案を作成。
レベルが分からないとはいえ、まぁ、つっかえつっかえ話せる程度かなと見ていました。
・・・が!教室に入って自己紹介してもらってびっくり。
文型がおかしいところは多少あるものの、初級にしてはなめらかな日本語を話します。もちろん外国人特有のイントネーションもありましたが、このレベルでこれだけできれば十分!
事務から聞いていたのは入門レベルより少しできるくらいということだったけど、聞けば「て形」も「た形」も「ない形」も「辞書形」も勉強したというし。
うわぁ・・。私の持ってきた教材簡単すぎ?
それでも楽しく練習してくれるいい学生でした。
その後、いろいろ質問した結果、時間の言い方や日付の言い方がいまいち。それから「〜したい」「〜がほしい」は勉強したことがなく知らないらしいということが分かりました。
次回からはその辺を補充する予定です。

■2006/7/6(木)
新日本語の中級 17
読もうを中心に。
「〜たところ・・た」という発見の言い方
「〜にとって・・」というNの立場での判断を言う言い方
「〜ということでした」という確認したことを他者に伝える言い方
この三つを勉強。
時間があまりなくて文法導入と練習を駆け足で済ませました。
はぁ。
今日でこのタームは終了。
初の中級担当。このやり方で良かったのかよくわからないまま終了しました。次回も中級かなぁ?もう少し自分の力をつけたいので是非続けたいと思っています。

※ちょっと一言
さぁ!夏休み!・・・と思ったら再来週からプライベートレッスンの話が来ました。この日記も再来週からまた続きます。
よろしくお願いします〜

■2006/7/10(月)
みんなの日本語13
「〜がほしい」と「〜したいです」
私が作った絵教材に、男の人がいろいろなものを思い浮かべている絵があります。カメラやテレビを思い浮かべていて「カメラがほしいです」とか「テレビがほしいです」と言わせる練習。
その絵の最後に女の人を思い浮かべている絵を出します。
もちろんこれは「彼女がほしいです」
ちょっと息ぬきでこんな絵を入れてみました。
大人は大爆笑。
子供は・・・。ごめんね。まだ恥ずかしいね。こういう話題は。

■2006/7/6(木)
新日本語の中級 17
会話1を中心に。「〜てくださると助かるんですが・・」という、日本的だなぁと思えるような長々とした遠慮がちな言い方を練習したり、「〜というのはどうですか?」と提案する言い方を練習したり。
意味はそれほど難しくないからすぐ理解してもらえたし、練習も見ながらなら言えたけど、実践で使うのはまだまだ難しいんだろうなぁ。
特に「〜てくださると助かるんですが・・」
「〜ていただけませんか」でも丁寧だから、そちらを使っちゃいそう。
でも、「〜ていただけませんか」はまだまだストレートに物事を頼んでいるから、ネイティブだったら、この、相手のことを気遣って遠慮がちな「〜てくださると助かるんですが」を使うだろうという場面は多々あると思う。(特にビジネス面で)
「〜てくださると助かるんですが・・」が使いこなせるようになったらかなりのものだよな。

■2006/7/3(月)
みんなの日本語12
さあ、形容詞の過去と過去の否定です。「な形容詞」は簡単だけど、「い形容詞」はルールがちょっと複雑。「おいしくなかったです」って長いし。
それでも形がわりとすんなり入ったので調子に乗ってQAバンバンしていたらみんなをぐったりさせてしまった。あはは・・。

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